MEXC Global:法人口座の開設 方法と手順 本人確認解説

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MEXCは仮想通貨取引所の一つで初めてのユーザーの方向けに法人口座開設について注意点や必要な書類を記事で紹介、解説します。多数のユーザーを抱えているため様々なユーザーが活動しています。個人がほとんどでしょうが、中には法人として活動しているトレーダーもいるはずです。法人口座の場合の開設方法を解説します。

MEXC Global 法人口座の開設

法人口座の開設とはいっても手順のほとんどは個人口座の開設と手順がほとんど同じです。最後に認証コードで承認すればOK。下記ページの記事をクリックしてアクセスし、開設をしましょう。法人アカウントと個人アカウントにおいてトレードの仕方や設定方法が変わるわけではないので安心してください。但し以下の設定のときは注意点があります。特に提出書類は個人のときよりもはるかに量が多いため注意です。アプリでもトレードが可能です。

登録メールアドレス、もしくは電話番号

個人と比較してstepはほとんど同じでも、新規で登録するメールアドレスや電話番号は法人レベルのものを使用したほうが有効になりやすいです。法人であるにもかかわらず、@gmail.comなどのフリーメールアドレスでは内容としても不信感を持たれがちです。開始するにはそれぞれ会社として用意しているものを使うようにしましょう。

身分証明書提出以降の手順

本人確認の手順において、身分証明書項目より、個人と法人の場合で選択式になっています。ここから法人を選択するようにしてください。身分証明書は個人情報の生年月日の確認が必須で、運転免許証やマイナンバーカードの番号、パスポートどちらでも可能ですが条件として写真の画面も必要。現在最新の情報を提出しないと最後はサービスに参加できずに審査落ちします。

Source : https://www.mexc.com/

そして実際に提出する身分証などは個人の場合(3種類)よりもはるかに提出書類が多いです。以下が提出書類になるため、すべて用意してアップロードするようにしてください。また万が一、不明瞭な画像では運営でNG、無効になることが多いので必ず鮮明に映った画像にしてください。事前に応じて用意しておくことが好ましいです。

  • 取締役会決議文書
  • 覚書および定款
  • 会社登記簿謄本
  • 株主名簿の写し
  • 取締役名簿
  • 取締役、公認代理人、会社を管理・監督する個人、および25%までの最終的な受益者全員の身分証明書 
  • 会社の構造、組織図
  • 政府サイトで公開されている会社登記情報のスクリーンショット

法人向け本人確認は確認書類が多いため、1日から2日前後かかることがあります。1つのアカウントにつき1種類の法人確認のみを行うことができます。認証完了の際はメールが届きます。次はログインをして先物取引や現物取引などを行うことができます。

MEXC Global 法人口座の特徴

個人の口座とは違い、法人口座には以下の特徴があります。基本機能は個人と同じで、セキュリティも二段階認証がありSMS設定が可能、パスワード設定も変更可能、暗号資産購入もBTC、XRP、USDTなどのコインが可能です。レバレッジも200倍で、法人口座の機能としてもbinanceやbybitと変わりません。

損失繰越

法人の場合は損失を繰り越せます。個人口座よりも節税対策がしやすくなるメリットがあります。法人になると他事業と損益を合算できると言うメリットもあります。

経費

個人で取引をする場合は、経費として認められる支出の範囲が狭いというデメリットがあります。しかし、法人化すると経費にできる支出の範囲が比較的広くなるため、結果的に節税につながりやすくなるのです。

利益を使いづらい

法人口座で取引をすると、資金の透明性を図ることが必要です。そのため、個人の取引とは異なり口座内のお金を自由に使えなくなります。法人口座で取引をすると「自分の都合に合わせて自由にお金を手にできない」のです。

節税

法人として支払えるものの中には、役員報酬があります。法人に所属する役員へ役員報酬を支払えば一人で所得税を支払うよりも所得税を低くできます。節税になるのです。

赤字でも税金

法人だと決算期に税金を納めます。この決算期に法人税や法人住民税などをまとめて算出し、納税を行うのです。損益がマイナスの赤字であっても、法人税などは支払い義務が生じます。

顧問料

法人化すると税金が複雑化するため、相談や納税処理で社会保険労務士、税理士を雇うことが多いです。納税処理も一人で行おうとすると大変なため、任せた方が賢明です。

MEXC Global 法人口座のメリット

ではそもそもですが、個人ではなく法人の口座を作ることにはどんなメリットがあるのでしょうか?以下の点があります。

損失を最長10年間繰り越せる

法人口座による取引は、損失を最長10年間繰り越せます。個人口座の損失繰越期間は、最大3年です。そのため、法人口座を使った取引の方が損失繰越期間としては長いため、節税対策がしやすくなります。法人になると、取引などで得た利益に対して所定の税率が乗じられて課税額が決定されます。しかし、過去10年間に損失があれば、欠損金控除ができます。

支出を必要経費にできる

個人で取引をする場合は、経費として認められる支出の範囲が狭いというデメリットがあります。しかし、法人化すると経費にできる支出の範囲が比較的広くなるため、結果的に節税につながりやすくなるのです。そのためかなり広い範囲で経費にできますので、メリットはとても大きいと言えるでしょう。

他事業と損益を合算

法人化すると、他事業との損益を合算できるようになります。複数の事業の法人化を考えている人とって、大きなメリットです。個人で取引をして得た所得は、雑所得に分類されます。雑所得は、性質上、他の所得と損益通算ができません。法人化すると他事業と合算して利益を計算できるのです。

MEXC Global 法人口座のデメリット

法人の口座を作ることにはどんなデメリットがあるのでしょうか?以下の点があります。

コストがかかる

法人を設立するためには、ある程度まとまった金額を用意しなければいけません。会社の登記手続きが必要になり、お金だけでなく、時間もかかります。さまざまな機関に申請を出したりするのに一定の資金も必要です。

利益を自由につかえない

法人口座で取引をすると、資金の透明性を図ることが必要です。そのため利益を出せたとしても個人のように好きには使えないデメリットが生じます。個人の取引とは異なり口座内のお金を自由に使えなくなりますので注意してください。

コメント

  1. 田中健太郎 より:

    こんばんわ
    記事わかりやすく参考にさせていただきました。

    1店質問ですが、現在MEXCで個人口座を開設していますが、法人口座開設するばあいは、現在の取引口座を法人口座に変更または新たに法人口座開設のどちらになりますでしょうか?

    • cryptouser23 より:

      公式サイトのスタッフ的には新たに法人口座開設の方がシンプルでやりやすくていいのではないかと言っていました。また私は個人口座と法人口座両方もっておりますが、両方持つことも問題ないとサポートが回答しておりました。

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